幼い頃の私とピアノ~小学生~

幼い私とピアノ

2.ステータスとしてのピアノ

私が幼い頃は、子どもの習い事といっても数は限られていた様に思います。
習字やそろばん、水泳にピアノ、公文等。
変わったものといえば小学校高学年の頃の新体操やアイススケートでしょうか。
ピアノは、クラスの女の子の大半が習っていたと思います。 習っていない子が珍しい位。
遊びに行く友達の家のほとんどにアップライトがあるのは当たり前でした。

アップライトピアノピアノを弾くには、先ず楽譜が読めなくてはならない。
そして楽譜通りの鍵盤を両手を使って同時に弾かなくてはならない。
幼い頃から親しんできた私には当たり前ですが、分からない人は本当に分からない。
だからピアノを習っている・ピアノを弾けるということは(クラスの女子の大半がそうだとしても)ステータスであり自慢でした。

クラス替えの時等に書く自己紹介の趣味・特技の欄は必ず「ピアノ」を入れてましたね。
めちゃくちゃ好きな訳でもめちゃくちゃ弾けるでもなく、ただ毎週練習曲を弾いていただけなんですけど。
私、弾けるんだから! という思いが常にあり、ピアノを弾くことは私にとって自信でもあり自慢でもありました。

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