幼い頃の私とピアノ~ピアノから離れる時~

幼い私とピアノ

3.「ヤバイ!辞めなきゃ!」

ほとんどやる気を消失し、通おう通おうと言いつつサボり続け数か月。
膠着状態だったその状況に動きがあったのは、同じ教室に通う友達の言葉でした。

「発表会の曲決まった?」

その言葉を聞いた瞬間、ざぁああっと血の気が引きました。
教室の生徒が一同に集まって行われる発表会。
時間を掛けて1曲を仕上げますが、当然曲も決まってないし、そもそも何か月もまともに触っていない状態。

今から先生に謝って発表会に参加させてもらう?
いや、でも練習出来る気もしない。

う、うーん、うーんうーん・・・。

葛藤に葛藤を重ね、決意することに。

「お母さん!私、ピアノ辞めたい!」

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました