2.エレクトーンに思う「コレじゃない」感
音楽教室の後は、自然にエレクトーン教室に移行する形になっていたと思います。
が、このエレクトーン、私には合いませんでした。
右手と左手で弾く鍵盤の段が違う。
何よりプラスチックの重みのない鍵盤がどうもイヤ。
大人になってエレクトーンの弾いてみた動画をよく見るようになったのですが、機能を使いこなせばこなす程、一人での演奏ながら音をたくさん重ねることが出来るエレクトーンの魅力。
しかし幼い私はその魅力を全く解することがありませんでした。
その背景を考えるに3歳年上の姉もピアノを習っており、音楽教室に通い始めた幼稚園の頃には、自宅にアップライトピアノがあったんですよね。
幼い指にピアノの鍵盤は重かったのですが、指を落とす先に鳴る振動が心地良く。
なので、押せばぺこっとへこみ、ふわんとした音が鳴るエレクトーンは「なんだこれ」。
つい最近になって気付いたのですが、幼い私のピアノの楽しみ方は”打楽器”要素が強かったようです。
母親が漕ぐ自転車の後部座席に乗りながら、ぶいぶいと文句を言う私に母親はあっさりとピアノを習うことを許可しました。
3歳年上の姉がピアノを習っていたこともあり、そこは気にしなかった模様。
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